2020年2月1日入社
中枢神経領域事業本部 マーケティング
特殊な疾患を主に扱う製薬企業でセールス活動がしたい、という思いで転職したバイオジェン・ジャパン。コロナ禍直前の入社で、引継ぎもままならず、情報収集に苦労しながらも、様々な工夫と努力で成果を挙げてきました。裁量権も大きく、やりがいを実感しています。製薬業界で約15年のセールス経験を、マーケティングの仕事に活かしています。
「希少疾患に取り組むバイオジェン・ジャパンで新たなチャレンジをしたい」。その希望を持って転職した直後に、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言。在宅でのセールス活動をすることとなりました。引継ぎも、ドクターとの連絡も情報収集もままならない中で実績を挙げていく、という初めての体験をしました。ひたすらEメールでコンタクトを取り、オンライン面談の承諾が取れれば、その機会を最大限活かすために万全の準備をして臨みました。
2022年の10月から、かねてから興味があった神経筋疾患領域のマーケティングに異動になりました。セールスの時には関わることがなかった、財務経理、購買、法務といった部門や、外部の代理店とのやりとりなども多く、新たな経験を楽しんでいます。ドクターとの関わり方も大きく異なります。担当のドクターと関係を深めてきたこれまでとは異なり、短い期間で面談するドクターとの関係を詰めて本題を切り出していく、という変化にも対応中です。セールス時代に培った「質問力」を駆使しています。マーケティングの仕事は全国規模の施策を立案し、実行するため、活動範囲が広がりました。これまで担当したことがない各地での実情や課題を知り、対応していくことにやりがいを感じています。
セールスを担当していた頃、新生児スクリーニングに関する講演会を実施したことはとても印象に残っています。まだまだエビデンスが十分でない中、講演会の企画を考え、関係するドクターと意見交換を重ねながらまとめていきました。大きなテーマでしたので、上司はもとより、本社のメディカルやマーケティングとも密に連携し、事前準備に奔走しました。医療関係者間でもさまざまな意見がある中、何度も何度も登壇いただくドクターと議論を重ねました。希少疾患なので、ドクターとのディスカッションを通じて患者さんのことを身近に感じていましたので、その患者さんにとってベストのことをしたい、という強い思いがありました。このテーマが医療にも患者さんにも貢献できるものであると確信できたからこそ頑張れたのだと思います。
バイオジェンでの仕事は、患者さんの存在を感じられる立ち位置で仕事ができることだと思います。それはセールスの時も、現在のマーケティングでも変わりません。希少疾患を扱う会社ならではの特徴かもしれません。それだけにやりがいもひとしおで、仕事に取り組む気持ちも引き締まります。
担当業務の幅が広く、裁量権も大きいのは以前も今も同じです。経験がない私が、かねてから希望であったマーケティングにチャレンジできるのもバイオジェンの魅力です。これまでのセールス経験を存分に活かしつつ、初経験のマーケティングの仕事全体を一日も早く把握し、成果につなげたいと思います。バイオジェンの今後のパイプラインにも関心がありますので、もっといろいろなチャレンジを続けていきたいと考えています。