分身ロボット「OriHime」(オリヒメ)の開発・提供を手掛ける株式会社オリィ研究所(本社:東京都中央区、代表取締役:吉藤健太朗 以下、オリィ研究所)と、神経科学領域における医薬品開発のパイオニアであるバイオジェン・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:傳 幸諭(でん たかつぐ) 以下、バイオジェン・ジャパン)は、難病や重度障がいなどで外出困難な方が分身ロボットを操作して接客を行う「分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーン バージョンベータ)」の期間限定地域キャラバン店において、重度肢体障がいを持つ生徒達のための「遠隔就労体験プログラム」を、札幌においても実施いたします。
2022年11月に、福岡で第1回目の「遠隔就労体験プログラム」を実施し、9名の福岡県内の特別支援学校の中高生に参加いただきました。予定どおり、第2回目として、2023年2月18日(土)から3月3日(金)まで、札幌市内のすすきのエリアに隣接する狸小路商店街(4丁目)内「モディッシュカフェ」で開催される札幌での「分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーン バージョンベータ)」の期間限定地域キャラバン店において、5名(予定)の道内の特別支援学校の中高生に参加いただく予定です。
障がいを持つ生徒のための特別な配慮を行う専門の教育施設として特別支援学校がありますが、肢体障がいを持つ卒業生の進路は他の障害を持つ卒業生と比べても福祉施設への入所や通所する割合が非常に高く、就職や進学といった道を選択するケースが非常に低いことが問題となっています。
(次頁の表参照)