2021年9月15日東京 – バイオジェン・インク(Nasdaq: BIIB)は、業務全般にわたり化石燃料の使用をゼロにし、人類の健康を改善し、まだ十分に対応ができていないコミュニティを支援するためのサイエンスの推進へのコミットメントに対し、アジア・コーポレート・エクセレンス・アンド・サステナビリティ(ACES)アワードから、「アジアにおけるサステナビリティに取り組むトップ企業」に選出されました。バイオジェンは2021年11月19日に開催されるACESアワード授賞式において表彰される予定です。
ACESアワードは、2014年からサステナビリティ(持続可能性)のための優れた活動を実施する企業を表彰してきました。「アジアにおけるサステナビリティに取り組むトップ企業」の表彰は、企業の社会的責任(CSR)に多大なコミットメントを示し、それを社員の多くを巻き込んだ取り組みを含め、自社の方針やオペレーションに統合している企業に対するアワードです。本日発表されたバイオジェンに対する表彰は、気候、健康、公平さへのアクションを加速させつつ、二酸化炭素排出量を差引ゼロからさらに推進させ、2040年までに業務全般にわたり化石燃料の使用ゼロを実現するための、当社の20年にわたる2億5千万ドル規模の取り組み、Healthy Climate, Healthy LivesTMに対して授与されたものです。
バイオジェン・ジャパンではHealthy Climate, Healthy LivesTMの取り組みに呼応して、持続可能なライフスタイルへの転換を推進する社員主導のチームを発足させました。チームは150名以上の有志社員とともに4月に1カ月にわたるカーボンフリーの取り組みを実施し、エネルギーや水の使用を節約し、二酸化炭素や汚染物質の排出を削減することに挑戦しました。チーム全体の成果を合わせると、1カ月で3.2トンの二酸化炭素の排出削減が達成され、この取り組みはACES事務局から特別な賞賛を受けました。この活動を1年間続けると1800本の樹木の年間吸収量に相当します。
ACESアワードを実施する組織の筆頭であるMORSグループのCEO、シャンガリ・バラクリシュナンは次のように述べています。「社会やこの地球が直面する課題を考えると、複雑に絡み合う現代の問題に対処するには、社会や環境問題をより強く意識した企業文化が求められているのは明らかです。我々は、より多くの企業がバイオジェンの例にならい、企業活動やアドボカシーを通じて気候変動やサステナビリティの課題に取り組むために、大規模で勇気ある行動を起こすことを期待しています」。
バイオジェン・ジャパン株式会社のディメンシア・ビジネスユニット本部長であり、本プロジェクトのリーダーである原田敏明は次のように述べています。「私たちバイオジェンでは各社員がこの活動を自分ごとと捉え、どうすれば職場、家庭、コミュニティでの化石燃料使用の削減に貢献できるか、各自が貴重な意見を出し合いました。日本および世界中の気候、健康、公平さに取り組む私たちの決意に対して、バイオジェンがアジアにおけるサステナビリティの取り組みのトップ企業として認められたことを誇りに思います」。
バイオジェンの環境・社会問題への取り組みやガバナンスに対するコミットメントについて、詳細は2020年度年次報告書(「2020 Year in Review」)をご覧ください: https://www.biogen.com/en_us/yearinreview.html
バイオジェンについて
神経科学領域のパイオニアであるバイオジェンは、最先端の医学と科学を通じて、重篤な神経系疾患、神経変性疾患の革新的な治療法の発見および開発を行い、その成果を世界中の患者さんに提供しています。1978年にチャールズ・ワイスマン、ハインツ・シェイラー、ケネス・マレー、ノーベル賞受賞者であるウォルター・ギルバートとフィリップ・シャープにより設立されたバイオジェンは、世界で歴史のあるバイオテクノロジー企業であり、多発性硬化症の領域をリードする製品ポートフォリオを持ち、脊髄性筋萎縮症の最初の治療薬を製品化いたしました。また、多発性硬化症および神経免疫疾患、アルツハイマー病および認知症、神経筋障害、運動障害、眼疾患、神経精神疾患、免疫疾患、急性神経疾患および疼痛といった神経領域の研究においても最先端の活動を展開しています。
バイオジェンに関する情報については、https://www.biogen.com/ およびSNS媒体Twitter, LinkedIn, Facebook, YouTubeをご覧ください。