バイオジェン・ジャパンの新社長にアジェイ スレイクが就任

~現社長の鳥居慎一は会長に就任~

バイオジェン・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鳥居慎一)の代表取締役社長に、2018年11月1日付でアジェイ スレイク(Ajai Sulekh)が就任することをお知らせします。

現代表取締役社長兼研究開発本部長の鳥居慎一は、同日付で代表取締役会長に就任し、引き続き研究開発本部長を兼任します。

アジェイ スレイクは、2017年4月にチーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)としてバイオジェン・ジャパンに入社して以来、日本法人のコマーシャル部門を統括しておりました。入社後は、2017年2月に発売したばかりであった多発性硬化症(MS)の経口治療薬テクフィデラ®(一般名:フマル酸ジメチル)ならびに同年8月に発売した脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬スピンラザ®(一般名:ヌシネルセン)という両薬剤の早期の市場浸透に大きく貢献しました。

バイオジェンの最高経営責任者(CEO)のミシェル・ヴォナッソスは次のように話しています。

「バイオジェンは創業以来40年にわたって最先端の科学と医学を通じて、重篤な神経疾患や神経変性疾患に苦しむ日本ならびにアジア各国の患者さんのアンメットニーズにもお応えすることに注力しています。この度任命されたアジェイ スレイクが医薬品業界でのコマーシャル分野での経験を発揮することにより、この目標をさらに大きく進展させることができると考えています。日本法人の優れた社員がその能力を存分に発揮し、日本でのバイオジェンのさらなる地盤を固めることを実現できると信じています」。

「また、これまで社長としてその任務を全うした鳥居慎一は、日本法人が成長する重要な時期に大きく貢献してくれました。鳥居は今後も会長として、また研究開発部門の責任者として、バイオジェンが注力する神経変性疾患の患者さんに新薬をお届けするという重要な職務に対し、医薬品業界で培った経験を発揮し、研究開発分野で日本でのバイオジェンのさらなる発展をリードしていきます」。

バイオジェンについて
神経科学領域のパイオニアであるバイオジェンは、最先端の医学と科学を通じて、重篤な神経学的疾患、神経変性疾患の革新的な治療法の発見および開発を行い、世界中の患者に提供しています。1978年にチャールズ・ワイスマン、ハインツ・シェイラー、ケネス・マレー、ノーベル賞受賞者であるウォルター・ギルバートとフィリップ・シャープにより設立されたバイオジェンは、世界で歴史のあるバイオテクノロジー企業であり、多発性硬化症の領域をリードする製品ポートフォリオを持ち、脊髄性筋萎縮症の唯一の治療薬を製品化いたしました。また、アルツハイマー病、神経免疫疾患、運動性疾患、神経筋障害、疼痛、眼科、神経精神医学といった神経領域の研究においても最先端の活動を展開しています。生物製剤の高い技術力を活かし、バイオジェンは高品質のバイオシミラーの製造と製品化にも注力しています。バイオジェンに関する情報については、https://www.biogen.com およびSNS媒体TwitterLinkedInFacebookYouTubeをご覧ください。

バイオジェン・ジャパンは、米国バイオジェンの日本法人です。世界で最も歴史のある独立系バイオテクノロジー企業の日本法人として、日本では2000年より事業を展開しています。バイオジェン・ジャパンに関する情報については、https://www.biogen.co.jpをご覧ください。

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